2011年の世界保健機関(WHO)の調査によると
中国での帝王切開による出産の割合は46.5%で
大都市では60%超えてるのでは?ですって!
その原因はさまざまでしょうけど、私自身は
一人っ子政策が大きかったんじゃないかな?
と思います。というのも…
(1) 一人しか生めない=親は子が大事で過保護に
(2) 経済が豊かに=苦労と縁遠い生活
(3) 八十年代生まれは「八〇后」と呼ばれる
わがまま放題・我慢ができない世代に
…という背景があって、
・親族が妊婦を過保護に
・妊婦が運動しないため胎児が巨大児に
・痛みを耐えるのをナンセンスとするムード
・2人目の妊娠を考慮しないので切開で納得
・体形が崩れる等の観点
・病院側としては帝王切開のほうが儲かる
みたいな帝王切開が当たり前になる条件が
いっぱい揃っちゃった感じです。
実際、私が長男を出産するときは従妹や友人は
皆さん帝王切開を勧めましたし、彼らも全員が
帝王切開での出産でした。
私も初めての出産は不安が多かったので、
周りから言われれば言われるほど帝王切開に
しようかな…と思ってた時期もありました。
自然分娩になってすごく痛かったですけど、
無事に産めてよかったです~。
ところがここ最近、政府はWHOの「帝王切開に
よる出産は15%程度が順当な数字」とする見解に
沿うため、病院に通達を出して自然分娩が
増えてきたそうで、なんだかなーという気持ち。