weiboで拾った画像ですー。
中国の結婚写真の変遷ですが、ある時期がとても
貧しくなっていることがわかります(笑)
↑これはまだ清王朝の時代ですねー。
あの当時は「魂がとられる!」と思ってる人が
多くて、結婚写真を撮る人は居ないぐらい
だったので貴重な写真ですねー。
↑結婚というと「赤!」な感じ。新郎新婦は
今みたいに白い服を着ることはなかった
ようです。キャプションにはちょっと表情が
固いって書いてあるけど、そうかしら?
カンカン帽を持ってたり西洋の文化が入ってるね。
↑だいぶ西洋文化が入ってきてウエディング
ドレスを着る人も出てきました。
海外留学から帰った若者の中にはキリスト
教徒になった人もいて、彼らの結婚式は
教会で挙げたりしたようです。
↑この頃になると上海などの大都会に限られ
ますが一般庶民でも白いドレス&洋服で
写真を撮るようになりました。
↑この頃になるとウエディングドレスはかなり
浸透していたようで、結婚写真にしても結婚
式場で撮るのではなく、写真館で「前撮り」
をするように。
写真もキレイでゴージャスになってきてます。
↑中華民国が倒れ、中華人民共和国になって
素朴になってしまいました。当時は愛情の
ための結婚は否定され、革命のため、仕事の
ための結婚ならば認められるといった感じ。
ちなみにウチの父母は1980年に結婚。
服はただ「新しい服」というだけ。
母自身の手作りです。背景もまったくなくて
2人の写真が撮れて良かったね~という感じ。
写真のサイズも現代のキャッシュカードぐらいよ。
↑1978年に出された改革開放路線の影響も
あって、この頃から経済が良くなりはじめ、
庶民の皆さんもまたまたウエディング
ドレスを着るように。
↑この頃になると数枚の写真ではなく写真集に
なってきてます。新郎・新婦の衣装も何着も
替えて写真を撮るようになってきました。
化粧の技術と写真の技術が発展して、まるで
芸能人の写真みたいになってきてますねー。
↑この頃になると経済はすごい勢いで発展して、
人々の趣味も多様化。80后(ゆとり世代)が主役に
なって個性を重視する撮り方になってきました。
スタジオから飛び出してロケで撮るのも一般化。
なんと写真を撮るためにわざわざ海外へ行く人も
少なくないといったゴージャスな時代です。
昔の中国の文化は美しく、本当に心奪われます。だんだん西洋文化の結婚式になるのは日本も同じですが、自国の美しさはずっと存在していて欲しいですね₍˄·͈༝·͈˄₎◞ ̑̑ෆ⃛
皆が皆ではないにしろ、ですけど(;´д`)
80年に結婚したウチの両親ですが、ウチは
田舎だったので好景気がちょっと遅れて
やってきた感じ。なのでウチの両親の結婚
写真は70年代の最も貧しい時代と同じ印象。
母は「あの時代は何も無かったが現代よりも
却って楽しかった」としばしば言います。
若かったせいかもしれないけれど、「とくに
根拠がないのに未来に希望があった」って!
50~70年代の写真は何だか切ない気分にさせますね…
でもそれは、今の価値観で見てるからそう感じるのであって、
当時の若者は今の人達が失った情熱と希望を胸に抱き、
華美でなくても幸せだった!…かもしれません。
ホント仰るとおり!たいへんな時代が続いて
いたんだなーって思います。
私の父は貧農の次男で共産党の軍人経験あり。
母方の祖父は国民党の軍人経験あり。
母方の祖母は地主の娘で文革時は被差別階級に。
私は80后だけど幼少期は極貧。
(でもなぜか私の弟はほとんど苦労知らず!w)
それぞれの人民がそれぞれの立場でいろんな
ドラマを生きてきて、ひとことではなかなか
語れない経験をしてる人だらけ!って感じかも。
結婚式で幸せな写真ですけど、年代と説明を眺めてみると
中国が少し前まで大変な時代が続いていたのだと改めて感じますね
国共内戦、日中戦争、国共内戦、革命、文革、天安門…
お爺さん、お婆さんの世代までは大変だったのでしょうね
日本が関わってしまった事も含まれますが…
国民党の人達だって台湾に行きたくなかったでしょう
中国本土に財産を置いて逃げるしかなかったのでしょうね
今は両岸の人達はお互いに自由に旅行に行けるようになりましたが…
(僕は中国人も台湾人も好きです)
良い事ばかりではありませんが
少しずつ、良い時代になったのかなと思います