ちゃんとした暦

日中合成家族94

旧暦は現代の中国人の中で徐々に薄くなって
います。今現在、中国の法律で旧暦で定めて
いる祝日は、西暦で定めている祝日よりも
少なく、春節(農歴の正月初一)、端午節(農歴
五月初五)、中秋節(農歴八月十五)の3つだけ。
少ないとはいえ正式の伝統的祝日のおかげで
今後もしばらくは旧暦は残ると思います。

そのほかに旧暦が残る要素としては占いが
あると思います。中国の伝統的な占いの方法
「八字」などで用いられる誕生日といえば

やはり旧暦で、ということになります。
(西洋から伝わった占星術となれば中国で
あっても西暦で占います)

私の世代では親しい友達や親戚の誕生日を

西暦だけでなく旧暦も覚えるのが普通です。
(次の世代や都会の人はわからないです)

子供に結婚の話が出たりすると、我が子と

結婚相手の相性はどうか?と「合八字」
(誕生日などによって結婚の相性を占う)で
占う伝統があるのですが、私が両親に
旦那のことを案内したときに「旦那の
旧暦の誕生日」を確認していなかったため
『しっかりしてないなあ!』と叱られました。
まあ現代はすぐにスマホで調べられる便利な
世の中ですから問題ないですけどね。

日本は非常に伝統を尊重する国でありながら

伝統行事を簡単に新暦へ移すことができたと
いう点が、私には不思議な感じがします。

旦那に訊ねたら「まあ暦を決めるのは天子の

専権事項だからな。天子が『今後は新暦で!』
と言えば新暦になるじゃね?」などと益々
不思議なことを説明してくれました。

“ちゃんとした暦” への12件の返信

  1. はじめまして。
    日本のお祭りも旧暦でやってたりするところはありますし、地方では旧暦がまだ生きてますよ。
    ただし年齢は数えではなく満年齢で数えるのが戦後は普通になってしまいましたが。
    公的書類が新暦のみになってしまったことが強いのかもしれませんね。

    • た さんに返信
      はじめまして!旧暦が生きている地域がまだあるんだと知って感動しました!新暦が悪いとは思っていないのですが、なぜか旧暦に親近感を感じてしまう私です。

  2. はじめまして
    「武士の家計簿」によると、江戸時代の武士はご先祖様に因んだ祭祀をそれぞれの家で執り行っていたようです。
    祭祀の数が多いので、旧暦のままではわかりにくい、となり、季節感はずれるものの新暦で祭祀を執り行うようになったそうです。
    ところで、旧暦ですが、日本と中国のは同じものでしょうか? 日本は日本だけで暦を作っていて、太陰太陽暦とでもいうものだとたそうですが(閏月の入れ方を工夫していたようです)。

    • kさんに返信
      たくさん祭祀があるとたいへんですから一本化もやむなしかもしれませんね。
      旧暦についてですが、日本の旧暦と中国の旧暦では微妙に違いがあります。
      例えば今年の日本の閏月は5月ですが、中国の閏月は6月になっています。
      いつだったか忘れましたがこの差のために母の誕生日を一回間違ったことがあって滅茶苦茶しかられましたw

  3. うちの祖母はまだ旧暦で生きてますよー
    七夕も誕生日も祖父の命日も旧暦で済ませてます。
    日本の田舎(特に四国とか)は旧暦使いが多い気がします

    • なんでさんに返信
      七夕や命日などの大事な日を旧暦で過ごしいるかたもおられるんですね!なんか感動しました!

  4. 旦那さんの言われた切り換えについて補足すれば、
    明治維新の直後に実施されたのですが実は裏がありまして、
    この切り換えによりその年の12月3日が翌年の元旦となり、
    更に本来閏年だった翌年を12ヶ月にすることで丸々2か月分の人件費を誤魔化して国の財政難をしのいだという、
    国家による詐欺行為があったんですねぇ。

    • ひとりぼっちのあいつさんに返信
      財政難でしたからなー。もし今の時代だったとしても「一か月ぶん公務員の給与を減らせる」となったらすごい歳出の削減になりますものね。その当時ならではの歳出削減手段といったところかしら。

  5. カレンダー販売も旧暦は認められていなかったため(闇では売られていたらしいですが)だと思います
    そのために廃れたのだと、

  6. あすちるべさんに返信
    おっしゃる通りそういった国民性の違いもありますよね。
    こういった違いが旧暦が存続した/しないの差になってるところもあるかもしれません。

  7. 一般論ですが、日本人は基本的に「お上」の言いなりですので、お上がやると言えば素直に受け入れます。このあたり、非常に全体主義的だなあと思います。
    中国は上有政策下有対策の言葉通り、お上が何かやろうとしても一筋縄ではいかないように感じます。個人主義的だなあと思うところです。
    どちらも一長一短ある国民性かと思いますが伝統は引き継いでいきたいものです。

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