「故郷だから」なのか私自身の貴州に対する
印象は田舎とは言え悪いものではありません。
空気や水などの自然環境が良く、食べものが
美味しくて、山地なのでいささか交通の便は
悪くて農業も発展しにくいけれども、その分
皆さん頑張ってるなあ~…というイメージ。
ひとりあたりのGDPが中国国内で最下位とは
思っていませんでした。いや、低い方だとは
思っていましたが、これまたロクに確かめも
せず、なんとなくチベットや雲南省のほうが
貧しいだろう…と。(当該地域のかたに失礼を
お詫びします!また悪意や蔑視も無いです!)
ネットで「ほかの地方の人が貴州省に持って
いるイメージ」を調べてみると、「貧しい」
「不便」「野蛮」などの意見がありました。
よく考えてみると貴州も都市部はまだマシな
感じですが、農村部の貧しい地区となると
たしかに酷く貧しいという現実はあります。
私が高校2年の夏休みにボランティア活動に
行った場所が山奥の村でして、その村の子供
たちは山道を2~3時間かけて通学するという
状況でした。義務教育を受けた後は進学せず
広東省などの工場へ出稼ぎに行き、家族を
養う少年もたくさんいました。その当時から
10年以上経ちますから状況も良くなってる
と思いたいですが…。
母の実家もまた別の「山奥の村」なのですが
墓参りのために帰省するのに毎度難儀します。
その村へ通じる「自動車で行ける道路」が
無くて、村の近くに車を置いて40分ほど
山道を歩かねばなりません。
電気はかろうじて通っていますが、水道や
ガスは無く、お墓参りのたびに『90年代で
時間がとまってるな~』と感じます。
一度「ウチの旦那を連れていきたい」と
考えたこともありましたが、私の父母が
『あの環境では旦那さんに悪いわ~』と
言い出したためそれっきりになってます。
(たしかにウチの旦那は風呂にうるさい)
この母の実家の村ですが、今もこの村に
在住する人々と、この村を出身とする人々で
「村に道路を通すための募金活動」を始めた
とのことで、もちろん母も活動していました。
みんなで力を合わせることで、少しずつでも
日々の進歩を実感しながら生活することが
できれば…と願うムードが貴重ですね~。
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公共機関が表現する豊かか貧しいかは、GDPという指標でしか表現できないのでしょう。
自給自足で飽きるほどお肉を食べたとしてもGDPという豊かさには加算されませんから。
旨い米や果物を腹いっぱい食べていても、現金収入の少ない農家の私は貧しいのだそうですよ。
そうですねー。貴州では農業が主な産業となっていますから、仰るとおりGDPは非常に低いけれど、私達のように実際に住んでいる者はさほど不便を感じていなかったり…というところかしら。
「大学で新入生の合同軍事訓練の時」で、中国事情に詳しくない私はびっくりですね。日本だと新入社員の研修目的で自衛隊の体験入隊とかしているところがありますが、、
うっかりロクに説明もせずマンガに描いてしまいましたが、中国では中学校や高校から入学時に軍事訓練への参加が義務付けられています。日本でも自衛隊に体験入隊ってあるんですね~。
お金取れるレベルの漫画とエッセイですね
漫画のキャラの演技のクオリティも凄くなってますね…
めめこさん貴州省だったんですね
てっきり、四川省なのかと思ってました
貴州省は観光地のようですが、日本人にはちょっと馴染みが薄いので
また題材にしてもらえると嬉しいです
日本人の旅行先は上海、北京、香港、西安、四川がド定番で
どこの旅行代理店でも扱ってるくらいです
いや~、いつもたいへん褒めていただいてとても嬉しいです~。
私の父は四川の人で、中学校までは成都で暮らしてましたが、私自身は戸籍上では貴州の人なのでどちらかというと貴州人かな~。
貴州と言えば少数民族が住んでいる地域で、そういった意味で中国国内からは観光に訪れるかたもいらっしゃるようですが、とりあえず私の住んでいる市では日本人を見かけることはありませんw(それほどの田舎)
貴州のこともまた描いてみたいな~。
なんか前にどこかでとあるスウェーデン人が日本に来て「車が走っててビックリ」とか、「貴方は侍ですか?忍者ですか?」とか言ってたらしいのでまあ世界なんてそんなもんかと
たしかにたしかに。中国でも一部に日本人に対する誤解は残っていますね~。日本の奥様は旦那様の帰宅の際には三つ指ついて云々とか。